お皿に何かをのせて撮影するとき、自分で作った料理を使うことはほとんどなくて、買ってきたお菓子などをのせるのです。それがとても楽しくて趣味の様になっています。
この「eden」というお皿を見た時に、西洋と東洋が混ざり合った雰囲気を感じました。西洋に憧れている昔の文化的な日本人がお茶をしている風景を想像しました。
もしかしたらクリスチャンかもしれません。西洋のものは難しくても、お隣の中国のものならなんとか手に入ると、異国のもの、異国風に見えそうなものを集めて楽しむ人です。
今回は和洋中のお菓子を集めました。個性的なお皿だと思いましたが、いろんな雰囲気のものをピタッと感じ良く収めてくれました。
ちょうどこの撮影をした頃が十五夜で、月のようなお菓子が集まりました。「白昼夢」という鶸色のお皿が月に見えます。
今回はアーティストの渡邉紘子さんの食器ロマンを探ってみた!
紘子さんが生み出す、布を中心とした軽やかな媒体から繰り広げられる浮遊感のあるキュートで不思議な世界は、見る人の心をふわっと優しく解きほぐしてくれる力がある。
きっとあなたも紘子さんの食器ジャーニーを知ったら、食器の先にあるロマンを求めずにはいられなくなる!